そんな人に是非、この記事を読んで欲しいです(昇降時や障害物がある時の動画もあります)。
電動昇降デスク導入のきっかけ
4月からテレワークが始まってから、腰痛がひどくなりました。私の場合、テレワークは出勤がないというメリットがある一方、
- オンライン会議のため移動がなく、ずっと椅子に座っている
- 通勤もないため在宅勤務だと家から一歩も出ない日がある
というデメリットが生じています。
そこで、「ずっと座っているのがダメなのなら立って仕事ができればよいじゃないか!」ということで、FLEXISPOTの電動昇降デスクの購入を決めました。
導入して1ヵ月ほど経ちますが、かなり満足しています。立ったり座ったりして姿勢を変えることで腰痛が改善されました。
そんなFLEXISPOTの電動昇降デスクは脚と天板を別々に購入できるのですが、天板もFLEXISPOTが販売しているものを購入したので合わせてレビューをします。
FLEXISPOTを選んだ4つの理由
様々なメーカーが電動昇降デスクを販売していますが、その中でもFLEXISPOTはバリエーション豊富であり、痒い所に手が届く製品を出しています。
良い点をまとめると
の4つが挙げられます。
他のメーカーの電動昇降デスクの価格は10~20万円ほどします。それに対して、FlexiSpotの電動昇降デスクは高くても6万円台で購入することが出来ます。また種類も5つほどあり、それぞれホワイトとブラックの色があります。
また天板もサイズ、色、形と様々な種類があるので部屋のレイアウトに合わせて購入できます。
以上の点があるためか、在宅での仕事が中心な人に多く普及しており、ネット上に様々なレビューがあります。
「天板と別々に購入できる」というメリットについては、以前から使っている天板を使用したい、こだわりがある、DIYが好きだという人にはいいと思います。
E3シリーズを選んだ2つの理由
FLEXISPOTでは様々な種類の電動昇降デスクが販売されていますが、その中でも私はE3シリーズを選びました。
その理由として
が挙げられます(正直それができるシリーズの中で一番安く変えたからです)。
メモリー機能の搭載
メモリー機能は必須です。E3シリーズは3つまで高さをメモリーしておくことが出来るのですが私(身長171cm)は70㎝と108cmの2つを登録しています。
メモリー機能が有ることでワンボタンで目的の高さまで変えることが出来ます。メモリー機能がないとボタンを押し続けるのが面倒になり、結局高さを変えずに使用することなるのでメモリー機能付きを購入しましょう。
同様に昇降デスクで手回し式やガス式も販売されていますが、電動式を購入しない理由が値段なのであれば我慢してお金を貯めて電動式を買いましょう!!。
昇降幅が広い
昇降幅は使用者の身長にもよるのですが、下は70㎝(可能なら68cm)以下まで下げられるほうがいいです。というのも多くの天板の厚さは2㎝程度なので、座った時の机の高さが68~72cmまで細かく調整できたほうがいいと思います。
立って使用するときのデスクの高さについては、私の身長が171㎝でステンディングデスク時の高さを108cmにしているので、その高さを基準に考えていただければ皆さんが必要な高さが何となくわかると思います。
シリーズ比較
E3シリーズはあまり他のシリーズと違いがないのですが、挙げるのであれば
の4つになると思います。
アラーム機能は一度も使ったことはありません。正直、アラーム機能のあるなしは購入の決め手にはならないと思います。
E3シリーズには障害物検知機能はありませんが、天板を下げているときに障害物にあたると数センチ上昇する仕組みになっているのであまり気にする必要はないと思います(下に参考動画あり)。おそらくモーターに負荷がかかると逆の方向に行くようになっていると思います。
ロック機能はロック中は不意にボタンを押してしまっても机が上下しないようになっているのですが、ボタンは押し込まないと反応しないようになっているので特にロック機能が必要な場面はないと思います。
ただ、小さな子供がいる家庭ならけが防止のためにも障害物検知機能やロック機能はあってもよいかもしれません。
組立てに自信がない人はE6シリーズがいいと思います。
型番 | EC1/EN1 | EJ2 | E3 | E7 | E6 |
昇降範囲(cm) | 71~121 | 69~118 | 60~123 | 58~123 | 63~126 |
耐荷重(kg) | 70 | 100 | 100 | 125 | 100 |
昇降スピード(mm/s) | 25 | 38 | 38 | 38 | 38 |
障害物検知機能 | 無し | 有り | 無し | 有り | メープルのみ有り |
メモリー機能 | 無し/有り | 有り | 有り | 有り | 有り |
アラーム or ロック機能 | 無し/アラーム | ロック | アラーム | ロック | アラーム |
E3の組立について
本体も天板もとても重いので組立てができるかを気にしている人はいるのではないでしょうか?
それぞれの組立てた時の感想をまとめておきました。
脚の組立について
E3の脚の組立は基本2人でやりましょう(一人でもできなくはないと思いますが…)。また、一つ一つの部品がしっかりとしていて重いため、下に段ボールか絨毯を引いて床のキズを防ぎましょう。
電動ドライバーは用意しましょう。私も持っていなかったので、boltzの電動ドライバー(2990円、かなりリーズナブル)を購入しました。電動ドライバーはトルク調整がついていた方が良いです。
天板の組立について
天板はFLEXISPOTの140×70cmを購入したのですが、その天板にはすべての穴が開いているわけではありません。
取り付けについては電動ドリルがあれば特に問題はないと思いますが、全ての取り付け穴が開いているわけではないので、キリなどで開ける必要があります。
イメージ図を用意したので参考にしてください(寸法は異なります)。
キリで軽く穴をあけて、その後ネジをドライバーで軽く回して、その後電動ドリルを使うという方法でできると思います。
完全に素人でしたが特に問題なくできたので、このあたりについてはできないことを気にする必要はないと思います。
昇降と衝突の動画
昇降スピード(音あり)
110cmから70㎝まで降下させたときの動画になっています。昇降スピードの参考にしてください。
モータ駆動時の音に関しては何dBか測定できる環境にないため、あくまでも参考です。
衝突時の動画(音あり)
降下中に障害物として椅子を置いて、衝突させた時の動画になります。
E3シリーズには障害物を検知するようなセンサはついていません。しかし、降下中に障害物に衝突することでモータに負荷がかかった時、数センチ上がるようになっています。そのため、障害物があって降下できないのに、モーターが動き続けて故障することはなさそうです。もちろん、この機能に頼りすぎるのは危険だとは思います。
実際に使ってみた感想
私は週に3、4日ほどテレワークなのですが、朝の1時間、昼飯後の1時間は立って仕事をするようにしています。また、それ以外にもブログを書くときは基本的に立つようにしています。
1ヵ月ほど使ってみたのですがその感想をまとめてみました。
気分転換になる&座りっぱなしの解消
今までは仕事をしていて煮詰まったら、ちょっと席を立つということをしていました。しかし、今はボタンを押してスタンディングデスク、疲れたらまた座るというサイクルで作業をしています。これが意外と良く、煮詰まったから「気分転換をする」→「作業に戻る」だったのが、「気分転換をしながら作業をする」になり、集中力が今までよりも続くようになりました。
腰痛持ちの人はわかると思いますが、正直立った方が楽ということもあると思います。スタンディングデスクにすれば立って仕事ができるため、座りっぱなしの解消になり、腰にも優しいです。
立ち続けなくてよい
ずっと立ちっぱなしは当然疲れます。
なので、スタンディング状態をデフォルトで使うのでななく、あくまでも「腰が痛い」時に立って使うというのがベターだと思います。
立ったり座ったりできるもの「電動昇降デスク」ならではだと思います。
レビューまとめ
ここまでFLEXISPOTの電動昇降デスクを紹介してきたわけですが、FLEXISPOTの電動昇降デスクは5~6万円と決して安い値段ではないです。
しかし、通常はデスクというのは一年単位で買い替えるものはありません。デスクといった家具は長く持つので、安いものを買ってすぐ買い替えるよりも、いいものを買って長く使う方が安上がりです。
また、腰というのは言ってしまえば消耗品みたいな部分があるので、悪化する前に是非導入を検討してください。
私も何故導入していなかったのか、もう少し早く購入していればと思っています。
amazonや楽天でも売っていますし、何より公式サイトでよくキャンペーン(5000円ほどの割引)をしているので、テレワークで広い机が欲しい、電動昇降デスクを探しているのであれば正直買いだと思います。
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